November 13, 2009

Weather:大雪により北京が大混乱

AFPBB Newsによると、中国の北京(Beijing)で11日、中国の気象当局が人工降雨技術によって降らせた雪により、航空便や列車の遅延や交通渋滞、停電などの被害により大混乱となっているそうです。

AFPBB News
- 環境・サイエンス・IT > 環境 2009.11.11 -


同市では当局の気象操作により1日にも降雪があり、その際には初雪に喜ぶ子供たちの微笑ましい写真が掲載されておりましたが、冬の暖房の準備前だったこともあり、大勢の市民が批判の声を上げていたようですが、今回は積雪に加えて“台風並みの強風”により折れた木の枝が電線に引っ掛かかって市内各所で停電が相次ぐなど、公共サービスにまで影響を与えるほどになってしまった模様...(>_<)

AFPBB News
- ライフ・カルチャー > ライフ 2009.11.5 -


中国やロシアで実用化されているこの技術は、ヨウ化銀などの天候作用物質を上空に散布して強制的に雨(雪片)を成長させて降らせる仕組みで、郊外に雨を降らせて市内への降雨を防いだり、干ばつ地帯に雨を降らせたりすることが可能となっており、今回の2度に亘る気象操作はこの干ばつ被害対策だったそうですが、市民からは「干ばつ対策ということは理解できるけれど、雪を降らせすぎだ!」との批判が出ているとのこと。

交通や公共サービスへの影響や除雪作業にかかる費用など、かえって被害が拡がってしまった今回の大雪騒動、天候に起因する混乱を防ぐためのエキスパートである気象当局が犯人だったいう“オチ”がつく何とも皮肉な結果となってしまいました。

以前から天候操作を行った周辺地域では予測不可能な結果を招きかねないとの指摘もあり、散布されたヨウ化銀の毒性への影響(非常に微弱で人体に影響を与えるほどではないとのこと)なども懸念されているこの技術、人間が自然を人工的に操ることは難しいということなのでしょうが、降雪不足に悩む我が中国地方のスキー場には、是非とも必要な技術だと思いますので、中国当局の科学者の皆様、人体にも自然にも“副作用”が無い方法を是非とも開発して、是非とも日本への輸出をお願いいたします。


【関連エントリ】
Weather:真冬並みの寒気により札幌で初雪を観測
(BravoSnow! 2009.11.2)
Weather:モスクワで人工消雪計画
(BravoSnow! 2009.9.6)
posted by BravoSnow at 00:55 | Comment(1) | TrackBack(0) | Science / Environment | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 干ばつ被害対策?って、何故市民に告知しないんでしょうか。雪量は調整出来ないんですね。
 日本への輸出、同じく希望します!
Posted by NCC-ST-439 at 2009年11月13日 16:53
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